クリエイティブするにあたって思うこと。

倖田來未さん案件の続きですね。
今回の案件はありがたいことに、「STRIP」「k,」「SHUTOUT」「プチョヘンザッ!!! 」の4曲中好きなトラックを選ばせて頂けるという、新参者なのに不明な優遇措置が取られました。「k,」はやってみたかったBPM、「STRIP」はドラマの主題歌になってた(知らなかった…(^^;)。楽曲の手ごたえを感じるために「STRIP」「k,」のリズムとコードを当て込んで自分で何度も何度も聴きこんで、ピンと来た方にしようと思いましたが、、なかなか選べず、今回の案件のキーマンであるFK氏に「STRIP」と「k,」のリズム入り仮トラックを聴いて貰いました。自分としては半分「k,」の方に傾いてましたが、彼の助言も参考に「STRIP」を選ばせて頂きました。
そして「STRIP」の制作に入り、納期を1週間程頂いてました。そこで、以前のワンピース『ONE PIECE Arrange Collection“EDM”』案件を思い出して、その時の担当者DJ BOSS氏に、
「早く提出したら次があるかもよ~」
って言われて、速攻2日ほどでほぼ完パケ近いものを出したら、結局追加で2曲の依頼を頂きました。その経験から今回もあわよくば…って思っていたところもアリ、今回も2~3日で提出いたしました。するとちょうどそのタイミングでエイベックスY氏から連絡が入り、
「もう1曲出来てるんですよね~?」
と。その情報を知っているのはただ一人…またしてもFK氏が《ありがたい》デマを流したな…
自分:「まぁ、出来ているというか、方向性が見えている程度というか…」
Y氏:「ちょっと聴かせてもらえるかな?」
自分:「わかりました。1日頂けますでしょうか?」
という流れで、1日で1コーラスほぼ完パケ近いトラックを提出しました。すると、倖田さんのA&Rの方から、その方向性でOKを頂き「k,」の制作に入ることになりました。
以前のワンピース案件から今回の案件でも思うことは、極力早く提出するということですかね。
最近クリエイティブにおいて思うことは、時間をかけて作りこんでも、《集中して》秒殺で提出しても自分の個性って何も変わらないのかなと思います。以前にヒャダインさんの情熱大陸を見て1日2曲作るって、それがプロのタイム感なのかって思ったのを覚えてますね。自分はまだまだ遅いので、もっと早く制作できるように工夫と努力を楽しく続けられたらなって思う今日この頃です♪

ONE PIECE Arrange Collection“EDM”


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